ヘアメイクとリハーサル

ヘアメイクは、花嫁がより美しく見えるように施すもの。
関心が高く、楽しみにしている女性も多いサービスの1つです。

ヘアメイク

ヘアセット、メイク、洋装や和装の着付けを行うことを指します。
1人で全てを行うことができるヘアメイクもいますが、和装の着付けは専門の着付け師が行うケースが多いです。

ヘアメイクの内容は、

  • 新婦のヘアセットとメイク
  • 新婦の着付け
  • 新郎のへアセット
  • 新郎の着付け
  • 引上げ(衣裳の片付けなど)
  • 事前のリハーサル

に分類されますが、それぞれに単価がついていて必要なものを組み合わせていく場合と、必要なものがあらかじめ含まれたプランとして価格がついている場合があります。
プランの場合はドレス1着分の価格になっていることが多く、その場合はお色直しをするのに追加の金額がかかります。
見積に入っている金額に、どんな内容が含まれているかしっかり確認しましょう。

和装でかつらをかぶりたい場合は、これも別料金であることがほとんどです。
簪一式や綿帽子、角隠しもオプションですが、これらはヘアメイク側でレンタルしています。
ドレスと違って、衣裳と一緒に決めるのではなく、ヘアメイクとの相談で決めることになります。

ヘアメイクがおひらきになるまで新郎新婦に付き添って、必要な時にメイク直しができるようにしているのが理想ですが、拘束時間の設定も様々です。
リーズナブルな価格の場合、ヘアメイクが完成したらそこで終了、という設定の場合もあります。
写真撮影時や泣いてしまった時のリタッチなど、見えないところにこそヘアメイクの手が必要な場面があるものです。
拘束時間の確認もとても大切なので、忘れずにしておきましょう。

ヘアメイク

リハーサル

ヘアメイクのリハーサルとは、どんなイメージの花嫁になりたいかを相談して、実際にヘアスタイルをつくり、メイクをしてみること。
リハーサルなしでも当日のヘアメイクはできますが、しておいたほうが安心感と当日のラクさが増すので、ぜひおすすめしたいメニューです。

ヘアメイクがどんなに腕がよくても、当日初めて会うのではどうしても関係性ゼロで緊張感をもってスタートすることになります。
特にメイクは顔を直に触られますから、最初はきっとかなりの緊張があるはずです。
いろいろ話をしながらヘアセットやメイクを進めるうちに打ち解けてきて、もっとこうしたいとか、どういうスタイルが似合うと思うかなど、希望や疑問も伝えやすくなるのですが、ヘアメイクが完了する頃になってやっと関係性ができるのではもったいない。
リハーサルでそこまでの関係になっておけば、当日は既に顔なじみとなっているヘアメイクと雑談しながら決めたスタイルにつくってもらうだけ。
本番前という心地よい緊張感はあっても、基本的にリラックスして楽しく支度が進められるでしょう。
実は、これがリハーサルをおすすめする最大の理由です。

もちろん、ヘアのボリューム感やメイクの色味など、花嫁の好みをヘアメイクが把握し、ヘアメイクの技術を花嫁がチェックすることも、リハーサルの大切な目的です。
どんな自分になりたいか、もし違うなと思った場合も臆さずヘアメイクに伝えて、納得のいくスタイルを見つけてください。

和装でかつらをかぶる場合は「かつら合わせ」という、サイズ確認や簪類の合わせも必要です。
かつら合わせでぴったりのサイズや位置を見つけることで、似合うかつらができあがってきます。

なお、リハーサルには衣裳を着た写真を必ず持参しましょう。
ドレスのスタイルやボリュームは、全体のバランスを見るために必要な資料です。
メイク、ヘアスタイルやヘアにつける花やアクセサリーのイメージ写真も、あればぜひ持参して、よりよい着け方を提案してもらいましょう。