席順の決め方と席次表

考えてみて難しさを実感する方が多いのが、席順と席次表の作成です。
ゲストに失礼にならないようにルールをしっかり把握して取り組みましょう。

席順

まず、ぶつかるのは「席順」という壁。
誰をどのテーブルに座らせるか、誰と誰を隣り合わせに座らせるか、誰もが必ず迷う、といっても過言ではありません。
席順を決めるのに必要なルール、そして「暗黙の了解」もたくさんあるので、それをベースに考えるようにします。
このルールは、おもてなしのためにとても大切なこと。
せっかくのもてなしの気持ちが、席順を間違ったためにうまく伝わらなかったら大変です。

仕事関係、友人、親族、家族の順に、新郎新婦の座るメインテーブルの近いところから配置するというのが基本中の基本です。
また、中央を境に新郎側、新婦側と左右に配置します。

席次表

席次表は、

  1. 列席者が自分の座席を確認するため
  2. 披露宴の列席メンバーと新郎新婦の関係を知るため

に作成して配布するものです。
少人数の場合など、配布用の席次表を作成しないケースもありますが、ゲストが知りたい「どういった関係の方が列席しているのか」を知るにはとても便利なツールです。

そして、列席者を把握できるということが意外と親御様にとっても大事だったりするのです。
親御様は当日各テーブルにご挨拶回りをするときにも、ゲストとおふたりとの関係を席次表で確認して、話題にしたりするはず。
配布する席次表を作らない場合でも、ご両親には席順と肩書がわかるものをお渡ししておきましょう。