ゆとりある準備スケジュール

男性約30歳、女性約29歳と、結婚する平均年齢が上がっています。過去には花嫁さんは「寿退職」をして、結婚式の準備に専念できるケースも多かったのですが、今では女性も仕事を持っていることがほとんど。
となると新郎新婦ともに忙しく、仕事上の責任もかなり重いということが多いのです。

会場から渡されたスケジュールに沿って準備すればもちろん結婚式はできます。
しかし、正直タイムリミットを決めるタイミングとしてスケジュール設定していることも多く、それに合わせて準備をしたら時間がなくて困ったという声があるのも確か。
準備をより前倒しにできたほうが、考える時間も十分取れて、内容にも気持ちにもいい結果が得られます。

結婚式に際しては「滞りなく準備をする」ことは当たり前のことながら、「できるだけラクに準備をする」ことが求められていると思います。
ただ、なかなか「ラクチンな準備」という視点で説明がされないことが残念。

”ラクな準備”は私のプロデュースのポリシーでもありますが、ラクチンになった分を、お2人で結婚式について考えることに回していただきたいのです。
ウェディング会場から遠いところに住んでいるとか、お2人が離れた地域に住んでいるとかの理由で、打合せの回数を少なくまとめなければいけないと仮定してみてください。
せっかく工夫して少なくした打合せの直前に、考える作業も全てしていたら、大変なことになりますね。

準備が大変になってしまって「もうヤダ~」とならないようにフォローするのがプランナー。
会場によっては既に早め早めのスケジュールが組まれていることもあります。
時間を上手に使って、ゆとりをもって楽しく結婚式の準備をしてくださいね。

参考記事
『結婚式準備 早めでOKなこと、NGなこと』(All About)