ウェディングでの「遊び感覚」

フリーウェディングプランナーにご相談にいらっしゃるお客様の約半分は、
「こんな結婚式やってみたい!」
という強いイメージを既に頭の中にお持ちの方です。

でも、そのご希望と合わせてお持ちなのは、
「これ、やっちゃって大丈夫かな?」
というご不安だったりします。

遊び感覚を取り入れた結婚式にしたいけれど、失礼になるのは絶対に避けたい!
そんなご要望のおふたりによくお話しするのは、結婚式としてOKなのかどうなのかを判断するための材料となる情報です。
それは、何かと言うと、結婚式における常識、つまり「ルール」。

ルールに則りつつ、その中にちょっとだけ外したところを盛り込む。
それがいわゆる「遊び」と呼ばれるものです。

遊びというのは、ギリギリのところがカッコいいわけで、ルール違反の域に入ったら、それは遊びではなく「失礼」になってしまう……
だからこそ、ルールを知ることは大事なんですね。

そして、ギリギリで外すと言っても、その幅は人それぞれ。
ウェディングの場合はゲストにおもてなしとして受け入れられる幅を考えることが必要です。

思いっきり外してOKな場合もあれば、ちょっとだけにしておいたほうがいい場合もある。
いちばん難しいのはこの外し加減でしょう。

本質的なところさえ外さない限り、加減を間違うことはありません。
「本質」というのは、時代を経ても変わらないもの。
いわゆる伝統やしきたりも、その本質が形になって受け継がれているものだと思います。

だからこそ、加減を考える際のブレーンは多い方がいいんですね。
家族や友人、そしてウェディングプランナーなど、価値観を共有し、なおかつ客観的に、意見や提案をもらえる相手がブレーンになり得ます。
ウェディングプランナーは会場で結婚式に必要なものの手配をするだけではなく、おふたりの判断が必要な場面でブレーンとしてサポートする役割もあるんです。

既に担当プランナーがいるなら、相談相手として大いに活用していただきたいですし、もしいなければ、フリーウェディングプランナーから相性のよい人を探してみてください。