「六輝(ろっき)」または「六曜(ろくよう)」と呼ばれる、大安、友引、仏滅など6種類の日柄のことです。
特に気にしていない、という人でも、やっぱり仏滅は避けようかな、という程度には気にかかる、そんなものではないでしょうか。
六輝は暦に記された「暦注」の1つで、何かをしようとするときに日程を選ぶためのツールとして使われていたものです。
「日を見る」という言い方がありますが、まさに暦を見て日を決めていたわけです。
暦注には他にもいくつか種類はあるのですが、広く一般に定着したのが六種類の「六輝」でした。
実は六輝は、6つの日柄が順番に巡ってくるもので、占って決めたりしているものではありません。
旧暦をベースに、各月1日の始まりの六輝が決められていて、そこから順番に割り振られています。
それを新暦に置き換えると順番が不規則に見えて、占いのように感じるのです。
ちょっとでも気になるとか、親御様が気にするという場合はやはり六輝を調べて日を選んだ方がいいでしょう。
気にする人の価値観を基準にして考えれば間違いありません。
何を優先して考えるかも大切です。
記念日など特定の日付そのものを優先するのか、自分たちやゲストのスケジュールを優先するのか、縁起を担いで六輝を優先するのか。
まずは両家で相談するところから始めましょう。