ご縁があってプランニングをご提案したものの、残念ながら実現に至らなかったウェディングも多数あります。
それぞれのカップル毎に創り上げる内容ですから、そのまま別の方で実現ということはありえない。
少しでもご参考になれば、ということで、”バーチャル・ウェディング”として公開いたします。
Theme「ふたりで歌う日」~海辺で奏でる思い出の歌がこれからのふたりの道しるべに~
カップルのプロフィール
- 同じ高校のご出身。
- ご新郎がサーフィン、山登りなど自然がお好き。
- ご新婦が歌がお好きで、思い出の歌は「かもめ」という、海にぴったりの曲。
- 共通の友人を介して出会った。
ウェディングに関するご希望
- 自然を感じる場所での挙式・披露宴。
- 音楽を絡めたい。
- 自分たちのことを知ってもらいたい。
- ご友人たち(特に共通する高校のご友人)に青春時代を思い出してほしい。
プランニング内容
- 自然を身近に感じられる鎌倉のホテルでの挙式・披露宴
実はおふたりのお名前にはそれぞれ水を象徴する漢字が使われていました。
そして、ご新婦の思い出の曲「かもめ」。
ご新郎が希望する自然であれば、山という選択肢もありましたが、おふたりからは海のイメージを強く感じたので、海辺のウェディングをご提案しました。
お子さまもおばあさまもいらっしゃるということで、設備面や宿泊もおもてなしとして大切になってきます。
そのため、幅広いゲストが快適に過ごしていただけるホテルを会場としておすすめしました。
- 歌に包まれた人前式
ご提案したホテルは、目の前に静かなビーチが広がる場所。
サーファーたちが波に乗る様子を眺めながら挙式ができるテラスがあります。
高校のご友人には“誓歌隊”として参加していただくことをご提案。
ブライズメイズ&アッシャー(groom’s men)のような「立会人」の役割と、誓いの歌をリードする役割です。
もちろん、挙式のメインとなるのはご新婦の思い出の曲「かもめ」。
かもめは、ウェディング全体のテーマモチーフとして式次第にも登場させます。
また、おふたり共通の思い出の歌である高校の校歌や応援歌の一節を誓いの言葉に盛り込むこともご提案しました。
おふたりの母校のHPを拝見すると、応援歌も持つ、旧制中学から続く歴史ある伝統校。
質実剛健を旨とする学校のようで、なるほど応援歌も持っているはずです。
校歌や応援歌なら、ご新郎のご友人も照れずに歌ってくださると思いますし、懐かしさ、一体感も満点のはず。
なるべくたくさんの方に歌っていただくためにも有効です。
- ふたりのMixカラーで彩る披露宴
ご提案したホテルは、一面の窓に空と海が見える、リラックス感漂う披露宴ができるバンケットを持っています。
鎌倉の海と山の幸を合わせて楽しめる、やはり自然を感じるというコンセプトにぴったり。
おふたりを結びつけるきっかけとなったご友人ご夫妻に、何らかの形でご協力をいただきたい、ということだったので、おふたりの紹介などでご登場いただくことに。
また、紅茶を扱うお仕事をなさっているということだったので、テーマカラーのリキュールと紅茶を取り入れて作ったオリジナルカクテルで乾杯を行うことをご提案。
おふたりがお好きなレッド・ピンク・パープルのミックスカラーをテーマカラーにして、テーマモチーフのかもめも取り入れたテーブルコーディネートをおすすめしました。
「派手ではないが、こだわりを感じてもらえるウェディング」というご希望からずれないように、
おふたりのルーツに関連したものでまとめ、意味を持たせることを心がけてプランニングしました。