先日、ホテル日航東京の新ウェディングプランのプレス発表会にお邪魔してきました。
私がとても気になったのは、車椅子の花嫁さんのためのプラン。
より快適に、そして楽しくウェディングの日を過ごすための、たくさんのポイントがありました!
チャペル「ルーチェ・マーレ」での挙式で登場した車椅子の花嫁さん。
ドレスを着たような可愛らしい車椅子!
新郎と腕を組み、エスコートされる様子がとても自然です。
結婚証明書にサインをする際にも、新郎がエスコート。
車椅子のコントローラーは、新郎も操作しやすい右側にあるので、ふたりで移動するときは全て新郎が操作。
だから自然なエスコートが可能になるんですね。
挙式のときは、新郎の身長に合わせて車椅子の高さを調整。
普通の車椅子であれば、新婦は上を見上げ、新郎はかがみこむ必要がありますが、
指輪の交換、ベールアップやウェディングキスも見つめ合いながら叶うポジションに。
正面から見ると新婦が立っているようにも見えますね。
バックにはベールやトレーンのようにチェアドレスが。
長いトレーンを引いて入場する夢もこれで叶えられますね。
こちらがウェディング専用車椅子「Isco(イスコ)」。
機能も素晴らしいのですが、こんな風にドレスを着た可愛らしい車椅子なんです。
座面の高さが47~70cmの幅で変えられるので、披露宴のテーブルに着くことも可能。
フリルは取り外しできるので、高さを変えても足回りを美しくカバーできます。
車椅子はもちろん、それ以外のハンディキャップをお持ちの方たちについても、
ウェディングの日を快適に楽しく過ごしていただくために、人的サービスで精いっぱいお手伝いするのは当然なのですが、
特に花嫁さんが美しく過ごすための機能性の高いツールがあるのは、ご本人にとっても私たちサービスする側にとっても嬉しいことです。
また、挙式にしても披露宴にしても、ウェディングという場においては
ご本人の、また見ている方の気持ちをより盛り上げるために、おふたりの立ち居振る舞いや目線は大切。
美しく、そして楽におふたりが見つめ合ったり、一緒に動いたりできることで、笑顔もより輝くはずです。
ウェディングでいかに「魅せる」シーンを創るか、考えに考えるプランナーの立場からしても、
この車椅子がもたらしてくれるものは大きいと感じました。
ご新郎が車椅子の場合にも、こういったよいツールがあったらいいなと思います。
次なる開発にも期待しています!
花嫁さんが着ているドレスは、車椅子専用のオリジナルドレス。
ここにもいろいろ仕掛けがあるのですが、それはまた次のブログで……。
■Plan info■
ホテル日航東京
挙式プラン「ユニバーサルウエディング」