ブライダルフェアではたくさんのアイテムが展示されますが、見る時間は限られますので、全てまんべんなく、詳しく見て決めることは不可能。
しかし、こういう場でなければ確認できないことがあるので、それだけはしっかり見ておきたいもの。
例えば、テーブルコーディネート。
テーブルクロスの色や、ナフキンとペーパーアイテムの色合わせは、頭の中で想像するだけではなかなか難しい。
でも、コーディネート例が会場内で展示されていれば、よりイメージしやすくなりますよね。
濃色のテーブルに白いお皿が乗り、そこにナフキンが乗って、席札やメニューカードが乗るわけですが、ナフキンやペーパーアイテムなら、展示のものと置き換えて確認することもできますよね。
それぞれのスタッフさんに「ちょっと貸して 」とお願いしてみてください。
同じ色とはいかないまでも、装花のボリュームや雰囲気を見られるのもフェアならでは。
特に、内容と価格のバランスをチェックできる貴重な機会です。
フェアのときの装花を参考にして、それよりも色を濃くとか花の種類をこうして、という感じで、基準にして打合せをするといいですよ。
演出商品は、そこでしか実際に見られないものもたくさんありますね。
でも、披露宴の全体のイメージや、進行の中身と密接に関わるものですから、何をしたいのか、何に興味かあるか、候補はある程度絞っておき、フェアで確認するといいでしょう。
引出物関係も、フェアに行って決めるというより、行く前にカタログなどで見るべきものを決め、実物を見て最終決定するくらいの準備をして臨むのが理想です。
そして、写真やビデオ、司会など、フェア以外でも同じ資料を見て選べるものについては、あえてフェアで決めなくても大丈夫です。
フェアの終盤には、疲れ果てているお客さまもよく見かけます。
効率よく回ることで、楽しく過ごせるようにしたいもの。
何を見るかをあらかじめ決めて、臨むようにしてみてください。