銀座で行われた「しあわせ信州ウェディングフェア」にお邪魔しました。
エコマコと信州ウェディングプロデュース協会による、長野でのウェディングをPRするイベントです。
長野県内の自然や文化財を生かしたウェディングを展開している協会のメンバーの皆さまの実例はバリエーション豊か。
また、行政や地元企業の皆さんとのつながりもしっかりと持ってプロジェクトを進めている様子が伺えました。
長野市を中心に活躍されているプランナー・熊谷麻里子さんは長年のお友達。
彼女を皮切りに、協会のメンバー4社の皆さんが、それぞれの取り組みを見てくださいました。
地図を見てみると、長野県は広い!
軽井沢は仕事でご縁があったり、それ以前にとにかく有名なのでもちろん知っていましたし、
故郷の群馬県はお隣で、学生時代を過ごした山梨県もお隣なので、何となく親近感はありました。
しかし、お話を聞きながら、ここも長野?、あそこも長野!?とその広さにびっくり。
広いが故に言葉や文化の違いもあるそうで、4社それぞれがエリア毎に土地に根差したウェディングを展開する理由はそこにもありそうです。
駒ヶ根高原では、まさに街ぐるみでのウェディングを推進。
中央アルプス・千畳敷での挙式も年に1回行っているそうです。
1カ月前から雪を固めて挙式会場の造営を開始、地元の皆さんが手作りで作り上げる挙式。
アルプスの雄姿をバックに、真っ白な雪の世界で行う「純白の結婚式」は山好きには最高でしょう。
挙式を行ったカップルには、特別住民票も発行されるそうです。
デザイナーの岡正子さんによるエコマコさんは、やはり熊谷さんのご紹介でつながりました。
「エシカル」をテーマに、自然由来のユニークな生地を、同じく自然由来の染料で染めてウェディングドレスを作られています。
長野県内で生産されている花やワインを使って色を作り出すなど、
まさに地域密着、生産者の方たちも巻き込んだ素敵なプロジェクトです。
(以前伺った際のブログがこちら)
http://ameblo.jp/frau-produce/entry-11146176854.html
この日、参加者が身につけたのは、布をくしゅっと縫い縮めたモチーフ。
前のブログでもご紹介していますが、これをゲストに前もって送り、当日作って持参してもらい、
スタンプのようにボードに張ったり、飾りにつかったりするアイディアも展示されていました。
この時期、ウェディングでも人気の芍薬(しゃくやく)の花。
国内生産量1位は長野県中野市だそうで、この日のテーブルディスプレイにも使われていました。
レセプションでいただいたワインやビール、フードの食材も長野のものがメイン。
地産地消の精神はもちろん、まだ知らない県民の方々への認知度を高める機会にもなりますね。
アイシングクッキーの作家さんともお話しました。
翌日には花嫁さん対象にワークショップを行うそう。
群馬県内で組織する「ぐんまウェディングチーム」の仲間たちとも共有したいと考えて伺ったフェア。
取り組みの内容はもちろん、ビジョンの面でもとても勉強になりました。
自分たちの故郷をよくしたい、多くの人に訪れてほしい、そういった想いが軸にあるのは同じ。
都会にはない、その地域が持っている特色を、客観的に見て生かすことも大切ですね。
ウェディングに限らず、さまざまな分野での地域活性にも同じことが言えると思いました。
それからご新郎ご新婦へ。
地元のウェディングは、ぜひ地元の人たちの力を借りてみてください。
故郷への愛着は、ウェディング当日を創りあげるチームの大いなる結束につながるはずですよ。
最後に熊谷さんと記念撮影♪
そしてこの後、もう1人プランナー仲間も合流し、3人で久しぶりにいろいろと語り合いました。
楽しかった!!
エコマコのスタッフの皆さん、そして信州ウェディングプロデュース協会の皆さん、ありがとうございました。
それぞれのフィールドでお互いにベストを尽くしましょう!