河野祥子さんによるブランド「WHITE PIGEON」の展示会にお伺いしました。
http://www.white-pigeon.net/
「文化を結び 生まれる装い」をコンセプトに、
一枚の布(反物)を着物のように丸ごと使い切って作るウェディングドレス。
この展示会では日常やパーティシーンでの装いを拝見。
直線を生かしたデザインは、着物を思わせるものばかり。
一枚の布を身体に添わせて形を作る着物のタイトな雰囲気に加えて、
着る人の動きに合わせてひらひらと表情を変える、フォルムの面白さがありました。
ストールなども日本古来の染めの技法で染められたもの。
肌に馴染むのに華もあって、自分がランクアップして見える!
ワイドなストールなら、薄いシルクの素材でも温かさも抜群で、それも自然素材の素晴らしさですね。
一番印象に残ったのは、江戸小紋の染めを施したシリーズ。
黒にゴールドの柄が入ったブラウスを試着させていただきました。
色の組み合わせ、パーティの場にふさわしい。
私はパンツなどと合わせてシャープに着たいなと思ったのですが、
ウェディングでお母さまの装いとしてもぴったり!
留袖ではなく洋装で、というお母さまが増えているのですが、
和の雰囲気のあるモダンな装い、ぜひおすすめしたいです。
実は、河野さんとは先にSNSで繋がって、今回やっとお会いできたんです。
日本の文化を生かした取り組みに、共感し興味を持っていたんです。
WHITE PIGEONのウェディングドレスは、布の直線を生かして作られており、
結婚式の後で、また一枚の布に戻して着物に仕立てることも可能だそう。
逆に、振袖などを一枚の布に戻し、そこからドレスを作ることもできるそう。
白い布を好みの色柄に染めて、その後着物として長く愛用する。
日本のよき文化を、花嫁衣裳で体験できる、素敵なストーリーだと思います。
ウェディングドレスを直接拝見するのもますます楽しみになりました。
河野さん、ありがとうございました!
【Shop Info】
WHITE PIGEON
http://www.white-pigeon.net/