2/11に登壇させていただいた「ウエコレ コンセプトウェディングイベント」の結婚準備セミナー。
前編ではコンセプトに関する内容のみシェアしましたが、
あと2つ、結婚式準備のコツについてもお話しましたので、こちらのブログに書こうと思います。
担当プランナーといい関係になるコツ
フリーである私たちに依頼してくださるお客様は、人を探す前提でご連絡があり、
いろいろお話もした上でご依頼するかどうか決定されるので、基本的に関係性はできているはずですが、
式場を見学に行って、そこに所属しているから縁ができるプランナーについては、
相性が合うかどうかが判断基準ではないですし、打合せが始まると別のプランナーに交代するようなケースもあるので、
コミュニケーションが上手くいかないというお悩みもあるようです。
●大いに頼ってみる
なかなか連絡がつかず、忙しそうだと思って、遠慮して連絡を控える方もいるらしいのですが、そんな遠慮は不要。
プランナーの立場からすると、あれこれ聞いてくれることで、お客様がどんなことがわからないのか、どんなことに興味があるのかがわかるので、それを生かして次回お話ができます。
Webなどで信憑性のない情報をつかんでしまうより、プランナーに相談したほうが正しい情報を得られるので、
マナーなど間違ってしまって、おふたりが恥をかくリスクも減るはずです。
●早めに伝えるようにする
何か思うことがある場合は、早目にプランナーに伝えてみてください。
無理かなと思うことでも、プランナーはそれを聞けばどうにかして実現できるようにと方法を考えます。
また、ちょっとクレームしたくなるようなストレスを感じた時も同様です。
例えば連絡が遅い場合、もっと早く連絡がほしいと率直に指摘してしまうほうがいいのです。
ガマンが重なると、本人に直接言えなくなって、「上司を呼んでください」と大ごとに発展してしまいます。
●決める前に相談する
最初の「頼る」にリンクしますが、決定してしまう前に、プランナーに相談、意見を聞いてみてください。
例えば衣裳を試着して、2着で迷っていたら「どっちがいいと思う?」というように。
プロとして、家族や友だちとはまた違った視点で意見や提案ができます。
プランナーというのは、基本的に頼られるのが嬉しい人種。
頼られれば頼られるほど頑張りますので、その”習性”をぜひ利用してみてくださいね。
パワーとマネーのメリハリをつける
結婚式には多くの労力とお金がかかります。
どちらもめいっぱい掛けられればいいのでしょうが、労力もお金も惜しまずに掛けられる人はほとんどいません。
満足、納得の結婚式を実現するには、メリハリをつけた考え方をすることが必要なのです。
●パワーのメリハリ
自分でアイテムを探したり、手作りしたり、手間は惜しまないという人と、
なるべく誰かに頼んでしまいたいという人がいます。
得意なら楽しい作業ですが、苦手な人が無理に手作りをしようとするとストレスになります。
●マネーのメリハリ
必要と思えることにはしっかりお金を使うつもりという人と、
引っ越しや旅行、出産などもあるので、なるべく節約したいという人がいます。
予算には限りがあるので、その上限を把握してどうするかを決める必要があります。
●反比例するパワーとマネー
手間をかけずに準備したいと思えば、その分お金が掛かります。
質を上げようと思えば思うほど、金額は上がりますね。
逆に、自分でアイテムを探したり、手作りしたりする場合のほうが、予算のコントロールはしやすくなります。
パワーを掛ければマネーが軽減、マネーを掛ければパワーが軽減というように、両者は反比例します。
掛けられるパワーと、掛けられるマネーを割り出して、バランスを取らなければいけません。
●心のゆとりは時間のゆとりから
楽しく結婚式の準備を進めるためには、心のゆとりが大切。
例えば、お金がないからといって、苦手なのに手作りをいろいろしようとすると、ストレスがたまって苦痛になるだけです。
また、共働きの割合も多くなっているので、そうそう結婚式の準備ばかりに時間は割けないでしょう。
時間に追われると、気持ちがギスギスしてきますよね。
結婚式を迎えるまでに、準備で消耗してしまっては、大切な当日に笑顔になれません。
パワーばかりにウェイトを置いて疲れてしまわないように、適度なバランスを見つけましょう。
パワーやマネーの掛けどころは、全体を見通していないとなかなかいいバランスが取れません。
そのためにも、コンセプト&テーマを考えて、全体像を見ることが大切です。
前編に書いた「コンセプトの素」を考えたり、私たちのサポートを受けるなどしてみてください。
セミナーでお話したのはこのような内容です。
コンセプトを考えてから式場探しをするという順番が浸透すると、もっともっとよくなるなぁと思いながら、
ほんの触りしかお話できていないのが正直なところで、個々に書いたことを読んでも「?」なことも多いかもしれませんよね。
コンセプト&テーマをまとめるのは、スキルが必要なことなので簡単ではないですが、考え方を知るだけでかなり違うはず。
少しでもお話を聞いてくださった方たちのお役に立っていれば嬉しいです。
イベント会場には、現在配布されているフリーマガジン『ウエコレ』の企画と連動したテーブルコーディネートも再現されていました。
この記事での私の担当は「Japanese Modern」。
取材でお話したポイントを基に、ペガサスキャンドルさんがコーディネートしてくれたものですが、
洋の空間にも似合う、まさにモダンな雰囲気になっていますよね。
こちらのペーパーアイテムは、私が長くお世話になっているJust Print社のものです。
こういったシャープな和のデザインは珍しいと思います。
直販はしていないので、ご興味があればPrima! Weddingにお問合せください。
他の7つのコーディネートもステキでした。
カラー診断ブースにカラーリストの友人がいるのはわかっていたのですが、
声を掛けにいってみたら、一緒に診断をしに来ていたカラーリストさんも以前研修の仕事でご一緒した人で、びっくり!
カラーのコーナーには長蛇の列がずっと続いていて、興味のある人が多いんだなぁと実感しましたが、
結婚式にはカラーの要素が必須なので、似合う色を知っておくと便利ですよ。
ドレスショーにはお付合いのあるショップのドレスがたくさん出ていて、見ていて楽しかったですし、
試着コーナーも早々に満席になったそうで、花嫁さんたちの勉強熱心さが伝わってきました。
こういう体験型のイベントがもっと増えるといいですね。
ずいぶん前に個人でやったこともありましたが、またパートナーたちとできたらいいなぁ。
何かお役立ちイベントができるように考えようと思います!