モデルさんが美しく見えるワケ

先日、撮影用のモデルオーディションに立ち会いました。
男性も含めて12人の候補モデルさんにお会いして、やっぱり見せ方って大事!ということを改めて実感。

実際の新郎新婦の参考になりそうなことをいくつか挙げてみます。
美しさのカギになるのは、次の3つ!

  • 肩のライン
  • 顎から首にかけてのライン
  • 身体の中心軸

正面よりも、横から見た位置ばかりですが、花嫁さんは360度見られるもの。
常に意識できる正面は当然、意識しにくい角度をいかに美しく見せるかがプロのプロたる由縁なのです。

まず、肩のライン
骨のありかがわかるというのでしょうか、ちょっと骨っぽくてシャープなのが美しい。
ただ、細すぎるのもドレスには不向きで、幸福感が薄れてしまうんですよね。
細ければいいというものではなく、あるべきラインが整えられていることが大事なのだと思います。

次に、顎から首にかけてのライン
特に、正面以外を向いたときに崩れがちです。
常に、こめかみ辺りにちょっと力を入れて、肩をしっかり下げることで、首が長く見え、顎のラインに緊張感が生まれます。

カメラマンさんが言っていたのは、いいモデルさんは下を向いた時も気を抜かないので、キレイなカットになるということ。
スナップ写真やビデオで撮られている花嫁さんにとっては、これも大事なポイントですね。

そして、身体の中心軸
これは、言い換えれば姿勢のよさですね。
姿勢はとにかく大事!
中心軸をまっすぐに、立ったり座ったりすることです。

背筋を伸ばすだけでなく、頭の位置も大切です。
頭が前に出ると必然的に顎が出てしまうので、気をつけてください。
背中が丸くなると老けて見えますよ。

ちなみに目線に気をつけると、いい姿勢を取りやすいんです。
ダンスをやっていたときにとにかく言われたのは目線!
少し高めの位置を見る、遠くを見る、顎で見るような気持ちで、などと先輩から口を酸っぱくして言われました。

スウェーデンのお城には、お姫さまたちが美しく歩けるようにパーティルームに目印の星が刻んであるとか。(と、この間TVで見ました、笑)
花嫁さんがツーンと顎を上げていたり、ゲストと目を合わせずにいるわけには行きませんが、
歩くときにはいつもより遠くを見る、例えば少し先のゲストを見るようにすると自然と背筋も伸びるはず。
もちろん、近くのテーブルのゲストにも挨拶をする気持ちで目を配りながら。

かくいう私も猫背なのですが、踊っている時期は姿勢がいいと褒められてました。
踊らなくなって気づいたのは、背筋が大事だなぁということ。
ドレスは背中も大きく開いていますし、背筋を軽く鍛えてみるのもいいかもしれません。

 

鏡の前で感覚をつかみながら練習して、鏡を見なくてもできるようにしておくといいですよ。
常に気を張っていると大変ではありますが、特別な1日だけは頑張ってみましょう。

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