この夏お伺いした群馬の式場レポート。
続いて、前橋の「アメイジンググレイス」です。
高原のリゾート地に来たような、爽やかな空気が流れる場所でした。
「喜びと祝福の街」をテーマにした、利根川の流れの音が聞こえる自然いっぱいの場所。
プライベート感たっぷりの、イギリス風のマナーハウスが2つ建っています。
独立型のチャペル「グレイスチャペル」は荘厳な建物でありながら、
落ち着きのあるたたずまいで、ホッとする雰囲気です。
感動したのは、チャペルの窓から見える赤城山の姿!
前橋の人、いや群馬の人なら誰もが親しみを持っているはずの群馬の象徴たる山を、
ふたりで目の前にしながら誓いを立てるわけです。
よくぞ、この大きな窓を設けてくださいました!!
ゆったりとしたウェイティングルーム。
「ハートフルアドバイザー」という高齢者や障害者の方への接客の専門知識を持ったスタッフもいらっしゃるそうで、
安心してゲストをお招きできますね。
披露宴会場となるマナーハウスへは、リゾート感のある小道を抜けて進みます。
1つ目ははちみつ色を基調にした「ローズプリンセスマナー」。
訪問が夕方で、私がいい写真を撮れなかったのでHPから……。
もう1つはブラックとシルバーでまとめられた「キングスロードマナー」。
これは、クールで大人のカップルが喜びそうな空間。
丸い部屋なのもユニークで、広さがありながら一体感を感じます。
どちらのハウスにもプール付きのガーデンがついていて、演出にも使えるとのこと。
夕焼けが綺麗な時間帯はこんな感じ、夜のパーティにもとてもいいですね。
こちらのガーデンは広々していて、ここだけでもパーティができてしまいそう。
ご案内いただく際には、ドアに必ずスタッフの方がついて、
チャペルや2つのハウスに、笑顔で導き入れてくださいました。
各ハウスに専属の担当スタッフの方をおき、創意工夫をしながらゲストをおもてなししているそう。
会場を一通りご案内いただいた後、支配人と長いことお話をさせていただいたのですが、
ご結婚式後も、何かの折にご相談に訪れるお客さまも多くいらっしゃるそうなんです。
挙式を司る牧師先生はもちろん、支配人をはじめとするスタッフの皆さんがよき相談相手になっている。
夫婦の間で起こるいろいろなこと、なかなか相談できる相手がいないことでも、
ここに帰ってきて、話すことで解消してもらえればいいよね、とおっしゃっていました。
ふたりのはじまりの場所であるチャペルやバンケットに帰ってこられることはもちろんのこと、
そこで想いを吐露してすっきりしたり、相談して解決の糸口を見つけられる……。
かつてはお仲人さんという、心強い親代わり、そして相談相手ができたのが日本の結婚でしたが、
その習慣がほぼなくなってしまった今、ウェディングプランナーがサポート役になることも増えるのかもしれません。
結婚し、子どもを育てるウェディングプランナーなら、より深くお客さまと悩みを共有できる。
アメイジンググレイスにもパパ&ママ・プランナーが増えていて、働きやすい勤務体系を整えているそうです。
人生の経験を糧にして、生き生きと活躍し続けられるフィールド。
私がフリーで活動を始めた背景にも、同じ想いがあったので、大いに共感し、感銘を受けました。
アメイジンググレイスの皆さま、遅くまでありがとうございました!
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アメイジンググレイス前橋
TEL:027-210-7722
群馬県前橋市小相木町772-3
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