この夏にお伺いした、群馬の式場レポート。
まずは、高崎の「ザ・ジョージアンハウス1997」です。
アンティークや歴史あるものが大好きな私にとって、心躍る場所でした。
「ブリティッシュタウン」とスタッフの皆さんが呼ぶ通り、
イギリスのマナーハウスをイメージした建物が集まる、1つの街のようになっています。
HPから解説を引用させていただくと……
マナーハウスとは、イギリスの王族・貴族が治める広大な領地に建てた邸宅、生活のための居城であり、上層階級たちの集まる社交場です。時に領地民たちにとっては職場でもあり、マナーや知識を学ぶための場所でもありました。
イギリスを旅すれば必ず出会うそんなマナーハウス。それぞれに意匠を凝らした素晴らしい邸宅。そこにはそれぞれの領主や奥方、先祖代々が集めた素晴らしいアンティークの家具や備品、美術的、学術的にも価値のある絵画、美術品、楽器、食器、蔵書などがあり、訪れる人の目を楽しませながら、悠久の時の流れを語りあっています。
お部屋のしつらえは、重厚感と本物感に溢れています。
室内の調度やアートの多くは、実際にイギリスからやってきたものだそう。
こちらはブライズルーム2室。
挙式を行うのは「シャロンゴスペルチャーチ高崎」。
専属の牧師先生は北海道からお招きし、15年間こちらの挙式を司っていらっしゃったそう。
毎週日曜には礼拝も行っているそうです。
チャーチ内の調度ももちろんイギリスからやってきたもの。
ドーム型の天井も、イギリスの伝統建築を思わせますよね。
シックなステンドグラスや木管のパイプオルガンなど、貴重なものもたくさん。
バンケットが準備中でしたが、こんな雰囲気。
マナーハウス内のレストラン「ル・シーニュ」でランチもいただきました。
シーズン毎に変わるというランチョンマットがお食事前に目を楽しませてくれます。
全種類見てみたいな。
フレンチをベースに、各国の料理のエッセンスを取り入れたという「ニュースタイルフレンチ」。
ボリュームもしっかりありながら、コースを通して美味しくいただけるように、味付けのめりはりのあるお料理。
ウェディングでも、年齢層を問わず喜んでいただけそうです。
こちらは会社名が「スワン」なので、館内のあちこちに白鳥が。
レストランの名前もフランス語で「白鳥」を意味するそうです。
こちらはもう1つの館、産業革命時代のイギリスのお屋敷をイメージした「ロイヤルクレストハウス」。
建物はモダンなイメージですが、館内は博物館のよう。
王侯貴族の紋章など、貴重なものがたくさんありました。
ビートルズをはじめとするイギリスのスターたちのグッズもあって、
ウェイティングの間も、ゲストにワクワクしながら過ごしていただけそうです。
これはウェディングで誂えられたものだそうで、
結婚で結びつく2つの家の紋章が背もたれに彫り込まれているんです。
(逆光になってしまい、スミマセン)
日本でも、2つの家紋を文様の中にあしらった着物がありますが、
イギリスにも同じような発想があったのですね。
こちらのバンケットでは撮影が行われていたので、
撮影はできませんでしたが、天井の高い、開放感のある雰囲気。
そして、こちらには優秀なプランナーさんもいらっしゃいます。
ゼクシィが毎年行っているコンテスト「GOOD WEDDING AWARD 2014」のファイナリストで、
ソウル賞を受賞した佐伯恵里さん。
総支配人からご紹介いただき、ランチもご一緒したのですが、
小さいお子さんを持ちながら、お仕事にも熱い想いで取り組み続けている方でした。
同じ仕事をする者として、共感はもちろんですが、たくさんの刺激をいただけました。
会社全体が同じような想いでいるからこそ、結婚や出産を経てなお、プランナーとして働き続けられるのですよね。
スタッフが生き生きと働ける企業は、お客さまにも充実したサービスができるはず。
きっと、スタッフの皆さんが親身になって、結婚式のことをサポートしてくれると思います。
ザ・ジョージアンハウス1997の皆さま、ありがとうございました!
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ザ・ジョージアンハウス1997
TEL. 027-323-1997(総合インフォメーション)
群馬県高崎市江木町412-1
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