SNSでもよくシェアされているこの記事について。
「お色直し一回20万円・ブーケ投げて5万円
『結婚式の業者ってヤクザだと思う』というエントリーが話題に」
http://getnews.jp/archives/572488
ウェディング業界とはいえ商業活動なので、価格設定はそれぞれの式場の自由。
選んだ会場の相場が高かった、もしくは、このご新郎にとっては相場が高かったというのが正しいように思います。
どんな業種でも同じことが言えると思いますが、お店を構えている場合は、
高いところは何でも高いし、安いところは何でも安いものです。
高級車を買おうとすれば、純正オプションや修理をする場合の部品も高級な価格になりますし、
グランメゾンで食事をしようとすれば、ドリンクも高いものを揃えており、
場合によってはサービス料の料率も高かったりする。
ですから、式場の場合も、料理だけ高くてドレスは安いという価格設定にすることはほぼないに等しいのです。
自分で手配すると「持込み料」として別途お金がかかる式場がほとんどですし、
そもそも「持ち込み禁止」、つまり、自分で手配してはダメですというところもあるので、
式場選びの際には、価格表や見積りで相場を確認すること、
そして、そういった金額提示には最低価格が挙げられているという前提で考え、
実際に選ばれている価格帯(大体真ん中を見ておけば間違いなし)を確認して、
実質的な見積りを作ることも大切です。
高いドレスを着せたから愛が深いということにはなりませんが、
このおふたりの場合、ご新婦がドレスの予算について、お互いの価値観を確認し、
ご新婦のドレスへの憧れや重要度を踏まえて金額設定できればよかったですね。
最低限の価格で選べるものはどんなドレスなのか、お色直しをするとどのくらいかかるのか。
実際にはドレス代だけではなく、ヘアメイク代やブーケ代にもお金がかかるので……。
そういったことを最初に把握していれば、このご新婦もドレスは1着にして、髪型やブーケで工夫しよう、と考えたかもしれません。
重要と考えるアイテムにはしっかりと予算をとり、それほどではないものはそれなりの予算で済ませる。
何事もバランスは大切。
予算のバランスをしっかり決めてから式場見学に行くと、見極めもしやすくなりますよ。
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