お父さまの服装をより素敵に

日本ではお父さまの服装はモーニングコートが主流ですが、本来は昼間の服装(午後6時まで)。
夜のパーティなら正礼装のテールコート(燕尾服)になりますが、最近ではヨーロッパ等でもあまり着なくなっており、準礼装のタキシードでOKになっています。

ご両親が紋服・留袖をお召しになる場合は時間は関係ありません。
和服には、ドレスコードに昼夜の違いがないのです。
(だから西洋のドレスコードが定着しなったのかな、と勝手に推測しています)

日本では夜モーニングでもOKになっていますから間違いではないですが、時間帯に合わせた服装をなさっている方を見ると慣れていらっしゃるなぁ、カッコいいなぁと思います。
逆にゲストで昼間タキシードをお召しの方も見掛けますが、同じ格の昼間の服装はディレクターズスーツ。
上着が黒でズボンが縞模様になっているものです。
これもなかなかお召しの方はいないので、時折見かけると、おしゃれな方なんだなぁと感じます。

お父さまの服装は、ご両家で揃えることが望ましく、モーニングとタキシード、本来時間帯が異なる服装が並ぶのは少々おかしいもの。
また、格も揃えるものとされていますので、事前に服装を相談するようにしましょう。